ロシア漁業情報

2017/10/1
ロシア漁業ニュースヘッドライン 2017/10 NEW

2017年10月01日

ユーザー  各位

拝啓 時下ますますご隆昌のこととお慶び申し上げます。日頃は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
 さて、釜山港湾公社は、2017年9月6日、ウラヂオストクで開催された東方経済フォーラムに合わせて、ロシア極東の投資輸出支援当局と投資協力覚書を締結したと発表しました。
釜山港湾公社は、韓国の企業とコンソーシアムを組んで極東ロシアに水産物流通センターを建設、運営する方針としています。ロシアが世界最大のスケトウダラ輸出国で、現在、漁獲物製品のほとんどが原料ベース(H&G:ドレス)で中国へ輸出、そこで再加工(フィレ化)の後、ヨーロッパ、北米、南米などに製品で再輸出されているとし、釜山港湾公社は、極東ロシアとの協力事業を釜山港に連携、製品積み替えにより、中国、日本、東南アジアなどへの貨物取扱量を増やして、事業の拡大を目指すとのことです。釜山港湾公社は、背景として、ロシアが外国人投資を誘致し、スケトウダラを自国で直接加工、輸出して雇用と付加価値を創出することに強い関心を持っていると指摘しています。
 今月号では、日本に先行する形でロシア極東水産業への投資に成約した韓国業界の動向をTopNews としてご報告申し上げます。   
なお、やはり今回の東方経済フォーラムに合わせて、ロ韓漁業協議が行われ、韓国側はロシア側に対して政府間協定に基づくスケトウダラとサンマの漁獲割当の追加を求めました。これに関連する情報もあわせてお知らせ申し上げます。
敬具
(国際漁業対策事業部;原口聖二)
Contents
TopNews  
ロ韓漁業協力 投資クオータと漁獲割当の追加について協議
・メドヴェージェフが極東漁業の代表者と協議(漁業政策および2ケ国間漁業協定関連等外9件)
・レーニン漁業コルホーズが”造船クオータ”を利用して新造(投資クオータ関連外2件)
・ロシア漁業者による今漁期漁獲量が338万5,700トンとなる(底魚等操業関連外4件)
・北部オホーツク海域のハナサキガニ等がTAC魚種の対象に(無脊椎動物操業関連外4件)
・太平洋サケマス漁獲量が約30万トンとなる(太平洋サケマス操業関連外16件)
・ロシア漁業者サンマ操業概況(サンマ操業関連外3件)
・ロシア漁業者イワシ・サバ操業概況(イワシ・サバ操業件関連外4件)
・オ海違法カニ漁具で沖底船に大規模被害(FOC/IUU取締情報関連)
・”ロシアと日本の和解:機会と限界”を発表(その他ロシア漁業関連情報等外5件)
・韓国KMI ”国連対北朝鮮制裁決議2371号の水産業界への影響”(韓国スケトウダラ等市場関連外5件)
・税関足止めで解凍されていく北朝鮮産海産物(北朝鮮漁業関連)

計63オリジナル報告
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