ロシア漁業情報

2020/4/1
ロシア漁業ニュースヘッドライン 2020/04 NEW

2020年04月10日

ユーザー  各位
                                                                
拝啓 時下ますますご隆昌のこととお慶び申し上げます。日頃は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。

 さて、2020年3月17日、ロシア漁業庁はスケトウダラ操業部門本部会議を行い、同年漁期開始からの極東海域におけるスケトウダラ操業の漁獲量が70万8,500トンで、前年2019年同期より8%上回っていると報告されました。この内、4月上旬までを漁期とするオホーツク海抱卵スケトウダラ操業(Aシーズン)は、同時点で、64万500トンで前年同期を6.8%上回っているが、コロナウイルスの発生によるメインの仕向け先の中国陸上加工能力の低下に加え、ロシア政府による拡散防止対策により、シーズンに見込まれた漁獲量の最大25万トンを失う可能性があるとロシア・スケトウダラ漁業者協会が明らかにしました。ロシア政府が、中国ばかりでなく、韓国に寄港した運搬船について、衛生、疫学対策のため、ロシアの港への一旦の帰港を指導しており、これに従った場合14日間の検疫期間が求められるとのことです。

 今月号においては、ロシア最大の漁業に位置づけられるスケトウダラ操業へのコロナウイルスの影響をTopNews としてご報告申し上げます。

 なお、ロシア漁業庁は2020年3月11日、農業副大臣(漁業庁長官)シェスタコフを議長として、同庁幹部と科学研究機関の代表者による会合を行い、来年2021年の極東海域のスケトウダラのTACの増枠設定勧告を承認しました。資源評価を機動的にTACに反映させ、産業振興につなげるロシア当局の対応についてもあわせてお知らせ申し上げます。



敬具

(国際漁業対策事業部;原口聖二)

Contents

TopNews 春季抱卵スケトウダラ操業(Aシーズン)COVID-19拡散防止で25万トン失う可能性
・日本海スケトウダラ 21年も増枠へ ロシア漁業庁(ロシア漁業政策および漁業協定関連等外7件)

・ロシア深海カニ漁獲割当オークション 再々開催を行う(カニ漁獲割当配分問題関連外4件)

・投資クオータ建造プロジェクトの管理規則の改正が提案される(投資クオータ関連外4件)

・ロシア漁業者オホーツク海抱卵スケトウダラ・ニシン・マダラ操業概況(15件)

・北海道接続南クリール海域底魚操業概況(3件)

・北海道接続サハリン州海域 2019年底魚等操業レヴュー(ロシア漁業者底魚操業関連外8件)

・2020年漁期 38万4,000トンの太平洋サケマスの漁獲が勧告される(太平洋サケマス操業関連外2件)

・サ州根拠トロール漁船 スケトウダラ操業 幼魚混獲超過で罰金(ロシアFOC/IUU取締情報関連)

・コロナウイルス 中国加工場 5月まで本格稼働は見込めない(その他ロシア漁業関連情報等外8件)

・ロシア漁業庁サハリン・クリール地域管理局 取締報告(4件)

・韓国市場 スケトウダラ卸売価格(韓国スケトウダラ市場価格モニター2件)

・英国EU離脱 移行期間での第1次交渉 大変に深刻な相違 漁業分野(英国EU離脱Brexit関連外1件)



計67オリジナル報告

http://kisenren.com