ロシア漁業情報
2026/5/10
ロシア漁業ニュースヘッドライン 2026/05
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2026年05月10日
ユーザー 各位
拝啓 時下ますますご隆昌のこととお慶び申し上げます。日頃は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
さて、今年2026年4月初め、ロシア副首相パトルシェフは、昨年2025年のロシア漁業について総括報告を行いました。
昨年2025年、ロシア漁業者による水棲生物資源漁獲量は470万トンに達し、このセクターにおいて世界第5位を維持、スケトウダラの生産量が200万トン以上、ニシンは60万トンに達し、サケマスについても33万5,000トンで豊漁と評価されるものの、イワシの漁獲量が5万7,000トンにとどまり、前年2024年の1/10のまで急落、これが科学研究機関も予想外だった点を指摘しました。
この動向について、ロシア漁業庁長官シェスタコフは、現在、科学研究機関が北太平洋におけるサンマの資源回復について議論しており、今後数年で、イワシとの魚種の入れ替わり(レジームシフト)が見られるかもしれないとした上で、これらは全く異なる漁業で、異なる漁具・漁法が必要となるため、今からこうした変化に備える必要があると言及、全ロシア海洋漁業研究所ヴニロに対し、漁業者と協力して、サンマ資源利用戦略と漁船の改修計画を策定するように指示しました。
今月号においては、これらのロシア漁業の戦略等に関する直近の情報を集約し、TopNews としてご報告申し上げます。
なお、今年2026年も年明け1月1日から開始された、ロシア漁業にとって最も重要な春季オホーツク海抱卵スケトウダラ操業、“Aシーズン”が同年4月10日をもって終漁となりました。当該操業、ならびに同時展開されたニシン操業等の結果情報もあわせてお知らせ申し上げます。
敬具
(国際漁業対策事業部;原口聖二)
TopNews ロシア副首相 漁業庁長官とともに2025年漁業総括報告
・2025年 ロシア水産業界負債1兆㍔超えも昨対比6%減(ロシア漁業政策および漁業協定関連等外8件)
・日ロ漁業協定海域南クリールのカレイ類オークション上場(投資クオータ/漁獲割当オークション関連外5件)
・ロシア漁業者漁獲量 166万8,000トンに達する(4月22日)(ロシア漁業生産/貿易動向関連外6件)
・ロシア春季オ海抱卵スケトウダラ・ニシン(日本EEZまたがり資源)操業(“Aシーズン”関連8件)
・ロシア極東海域スケトウダラ・ニシン・マダラ操業概況(スケトウダラ・マダラ・ニシン等操業関連9件)
・2026年漁期 国後島カラフトマス 引続き禁漁措置が提案される(太平洋サケマス操業関連外5件)
・レジームシフトへ対応 サンマ漁業復帰戦略策定を指示(イワシ・サバ サンマ漁業関連3件)
・EUのスケトウダラ・フィレの輸入量と価格の推移等(その他ロシア漁業関連情報等外14件)
・韓国冷凍スケトウダラ市場動向 2026年4月(韓国スケトウダラ市場関連外1件)
・韓国近海スルメイカ操業(4月3日)前年度比234%(韓国漁業関連)
・フランス 燃料危機に対する漁業支援措置発表(ポスト英国EU離脱Brexit関連)
・せたな町“風海鳥”ライフサイクル収支マイナス7.7億円(洋上風力発電と漁業 海外の経験外2件)
計70オリジナル報告
http://kisenren.com